商社・卸売業のための人事制度のつくり方&事例
卸売業と一口に言っても、その業態は様々であり、その事業形態を成立させるに足る独自の機能・強みも異なります。事業モデルを可視化する際に利用される「バリューチェーン」に照らし合わせてみて、どの領域が事業の強みか、またその強みを発揮するために人材に求められる技能・成果業績を見極め、人事評価・処遇制度を設計する視点が必要です。
本小冊子では、人事制度の構築のステップやその方法について、事例を上げてご紹介します。
【対象業種】
商社、繊維・衣服卸売業、食品卸売業、機械器具卸売業 など
商社・卸売業のための人事制度のつくり方&事例
- はじめに~卸売業における人事制度のポイント
- 現状分析①:人件費分析
- 現状分析②:社員アンケート調査
- 人事評価制度の設計①:成果・業績評価
- 人事評価制度の設計②:職務・プロセス評価
- 賃金制度の設計①:給与制度
- 賃金制度の設計②:賞与制度・報奨金制度
- 複線型人事制度の導入
- 人事制度運用を通じた人材育成
- 人事制度改革の進め方
ダイジェスト
- まずは、業界・市場での自社の役割を明確にし、それを果たすために人材が果たすべき役割を洗い出し、人事評価基準をつくります。具体的には・・・
- 商社、卸売業では、営業職を中心とした人事評価制度・給与制度を検討する必要があります。特に、賞与制度、報奨金制度に工夫をこらすと・・・