人事制度運用・改善コンサルティングは、「評価制度に対する社員の納得が得られていない」、「目標管理制度を人事評価に活用しているが、目標設定が適正になされていない」など、制度運用面でさまざまな悩みを抱える企業向けのコンサルティングサービスです。
人事制度が機能していない場合は、まずその原因を正しく把握することが第一ステップです。定量的・定性的な分析を行い、運用上の課題を特定し、それぞれの改善に向けたご提案を行います。

人事制度運用上のさまざまな問題点

これらは、人事制度自体に問題が生じているのではなく、「人事制度運用」に問題が生じているケースが多いと考えられます。原因の代表的なものとして、以下のようなことが考えられます。

人事制度運用上の問題が発生する原因の一例

• 管理者、社員の人事制度に関する理解不足
• 評価者の評価スキルや部下指導力の弱さ
• 社員の目標設定力の弱さ
• 管理者の制度運用に対する理解不足
• 評価内容と業績貢献との関連性の乏しさ
• 制度内容と会社の経営方針や実態との乖離

実際にはこれらの原因が複雑に絡み合って、制度の運用を難しくしています。人事制度をうまく機能させるためには、自社で生じている問題とその原因を正しく特定し、改善していく必要があります。人事戦略研究所の人事制度運用コンサルティングは、現状を的確に把握することからはじめ、各社にあった施策を検討し、具体的な取り組みをご支援します。

人事制度運用・改善コンサルティングの流れ

現状分析から施策の実施まで各社にあわせて業務設計いたします。

Step1 現状分析における実施内容例

社員アンケート実施例

社員向けアンケートでは、人事評価制度や評価項目の理解度、納得度に加え、評価フィードバック実施状況や内容への納得度など、さまざまな観点で傾向を把握します。アンケート実施項目は、必要応じて追加、調整を行います。

評価結果分析例

評価分析では、制度内容把握ともに、必要応じて評価結果の定量的分析を実施します。データ分析を行うことで、等級や部門、評価者毎の傾向を掴み、改善策の検討に役立てます。

Step3における施策の具体例

人事制度運用改善のための各種施策例です。スキルアップのための評価者研修導入から運用プロセス面のフォロー、スムーズな運用を促すためのツール作成など、課題に応じた施策を実施します。また必要に応じて制度面の改善、調整を行います。

スキルアップ研修の導入

評価者向けに、「評価スキル」「フィードバック面談スキル」「目標設定力」などのスキルアップを図るための研修を行います。また、被評価者（評価をされる側）が主体的な姿勢で評価に臨めるよう、受け入れ態勢を整える「被評価者研修」の実施も可能です。

運用プロセスの改善

管理者の評価制度の理解やプロセスに問題がある場合は、『評価制度ガイドライン』を一冊のマニュアルにまとめ、管理者が着実に実施できるよう支援を行います。また、目標管理制度を導入している場合は、目標設定事例集を作成する場合もあります。

制度面の改善・調整

人事制度面における課題がある場合は、改善ポイントを整理し、プロジェクトにて修正案の検討を行います。弊社の人事制度設計ノウハウを駆使し、最適な改善案をご提案します。
詳しい制度設計例については、以下のページをご覧ください。

人事制度策定・構築のポイント

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