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iWAM(アイワム)③関係性分析

2020年09月10日 カテゴリ:教育・能力開発

執筆者:飯塚 健二

人事戦略研究所 マネージャー

独立系システム開発会社にてSE・人事・経営企画等の実務を経験。その後、大手金融系シンクタンク、監査法人系コンサルタント会社にて人事コンサルティングに従事した後、現職。中小企業から大手企業まで規模を問わず幅広い人事・人材育成コンサルティング実績を持つ。 経営戦略の実現に向けた人事制度改革・定着化や要員・人件費マネジメント等のハードアプローチに加え、言語科学や行動科学の知見を活かした人材開発(コミュニケーション研修やビジネススキル研修、コーチング・ワールドカフェ等)を手掛ける。iWAM®認定マスター107-0001取得。

ベルギー生まれの総合適性検査ツール、iWAM(アイワム)。iWAMに関連する書籍として日本で初めて出版された『「職場のやっかいな人間関係」に負けない法:「あの人」の言葉のクセに解決の糸口がある』(三笠書房。飯塚健二著)。本書では、「人間関係」という視点に絞って執筆しましたが、本ブログでは、それ以外の観点からの活用方法を紹介します。

 

前回まで、パーソナルレポートを用いた個人分析についてお伝えしました。今回は、ペアレポートを用いた関係性分析について紹介します。

ペアレポートは、対象とする二人(例えば、AさんとBさん)の認識スタイルの共通点や違いが分かります。具体的には、①ペア比較レポートと、②ペアコーチングレポートから構成されます。ペア比較レポートでは、AさんとBさんそれぞれの認識スタイルの相対値が近い認識スタイルは何か(類似点)、逆に認識スタイルの相対値が離れている認識スタイルは何か(相違点)、全体的にどれだけ認識スタイルの差異があるのかといったことが分かります。もう一つのペアコーチングレポートでは、AさんとBさんの共通の強み、相手を補う強み(AさんがBさんを補う強みと、BさんがAさんを補う強み)、AさんとBさん共通の盲点(二人に共通して相対値が低い認識スタイル)が分かります。

お互いの違いを理解することで、相互理解が深まりやすくなります。「なぜ、あの人はこんな言動をするのか?」ということが客観的に把握することが可能となり、関係性強化に役立てることができます。

さらに、例えば、上司と部下について関係性分析を行うことで、部下が持っていて上司自身が持っていない認識スタイルを把握して、部下の個性を生かすこともできます。例えば、ある部下は、詳細型(細かなところまで目配りできる)の傾向が強くて、逆に上司が低いとしたら、その個性を生かして、仕事の詳細の詰めを任せていくといったことが考えられます。

また、お互いの盲点を認識して、それが仕事をするうえで足を引っ張らないように策を講じることにも有効です。例えば、ある上司と部下は、問題思考・回避型(問題を起こさないこと、リスクを回避することに対する意識)がともに低い傾向にあったとします。ゆえに、何か仕事を進めていくにあたって起こり得る問題やリスクに対する認識が甘くなり、失敗してしまう危険性があります。お互いに似ているからこそ仕事がやりやすくなる側面もありますが、逆に仕事の足を引っ張ってしまうことにもなりかねません。だからこそ、お互いの盲点をお互いに認識しておくことはとても大切です。

このように、関係性分析を通して、お互いの個性を理解することで関係性をより効果的に強化して仕事の成果につなげていく活用が可能となります。

次回は、グループ分析について紹介します。

 

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□iWAM関連書籍はこちらから

https://www.skg.co.jp/books/870/

『「職場のやっかいな人間関係」に負けない法:「あの人」の言葉のクセに解決の糸口がある』(三笠書房。株式会社新経営サービス 飯塚健二著)

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※コラムは執筆者の個人的見解であり、人事戦略研究所の公式見解を示すものではありません。

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