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目標管理での禁句例

2016年04月10日 カテゴリ:目標管理

執筆者:佐藤 耕一

人事戦略研究所 パートナーコンサルタント

国内外にて、十数名の中小企業から一万人を超える大企業まで様々な規模かつ、あらゆる業種業態への組織・人事・教育に関する支援実績がある。 理念に基づいた経営と人事の融合をメインテーマとし、経営統合や分社化、労働組合対応、役員報酬、非正規向け制度、海外法人、医療法人、特殊法人など、豊富な事例経験があり、特に内部に入り込む実践的運用に強みを持つ。

目標管理をする際に、目標管理シートなどで何かしらの記載をしなければなりませんが、そこに書いてはいけないという「禁句」があります。

スローガン(標語)やざっくりとしたビジョンに近い目標テーマであれば多少許される部分もありますが、目標値、達成水準、具体的なアクションプランなどでは、下記のような表現は禁止です。

  ・推進する  ・検討する  ・調整する  ・努める  ・頑張る  ・思う
  ・徹底する  ・管理する  ・努力する  ・目指す  ・考える  ・図る
  ・取り組む  ・なるべく  ・積極的に  ・できるだけ

これらが入っている文章内容や項目について、本当に実施したのか、しなかったのかが判断できませんし、仮に実施したとしてもどの程度やっているのか、やったのか、その度合いが上司・部下間で整合が取れません。
上司に対し、~~~に取り組んでいます、頑張っています、検討しています、と報告しても、上司からしたら全然足りないと見えるかもしれませんし、逆に行動が見えなければ何もしていない、と捉えるかもしれません。
また、上司側だけでなく、目標に取り組む本人にとっても、どの程度やればいいのか、何をすればいいのかが曖昧になって結局、結果が出せなかった、取り組みが甘かったなどとなるケースが大半です。

  推進した結果、何なのか。
  徹底した結果、何なのか。
  調整するということは、具体的に何をするのか。
  管理するということは、具体的に何をするのか。

やはり、数値や具体的に見える行動、つまり客観的に判断できるものでなければ、周囲からの評価も自らの取り組み具合の程度も分からないということになります。

これは、実は目標管理だけでなく、口頭での表現も同じですので、普段から「~~~と思います。」「~~~を頑張ります。」などと言っているようでは、思っているだけか、頑張るだけか、となりますので、ぜひ普段から具体的な行動や結果イメージが相手と自分自身の脳に伝わるよう、気を付けてみてください。

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※コラムは執筆者の個人的見解であり、人事戦略研究所の公式見解を示すものではありません。