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2012年卒の内々定率状況

2011年09月07日 カテゴリ:採用・配置

執筆者:南野 真彦

人事戦略研究所 コンサルタント

大学卒業後、人材サービス会社においてクライアントの採用支援に従事。その後、人事コンサルティング会社にて、中小・ベンチャー企業の組織活性化のための、人材採用や若手の教育、人事制度策定などに尽力。株式会社新経営サービス入社後は、人事評価・賃金制度の構築や運用だけでなく、組織・人事面における幅広い手法を用いた組織開発コンサルティングを行っている。複数の採用現場での経験を活かした、人材採用の企画やオペレーションの設計には定評がある。

震災の影響などで、大手を中心に採用活動を延期する企業が増えた2012年度採用ですが、毎日コミュニケーションズから7月末時点での内定率調査の結果が発表されました。

それによると、「これまでに企業から内々定を受けましたか」という質問に「はい」と答えた学生の割合は全体の53.0%となり、昨年度の54.5%とほぼ変わらない数値まで上がってきました。
4月末時点では10ポイント以上、5月末時点でも5ポイント以上、昨年度の数字を下回っていましたが、採用活動を延期していた大手企業の活動が一段落した結果、昨年度並みの数字にまで回復したと思われます。

まだ採用予定数の学生を採りきれていない企業にとっては、「もう就職活動中の学生は半分も残っていないのか・・・」と思われるかもしれませんが、夏採用や秋採用で採用できる可能性は十分にあります。

上記の調査によると、内々定を受けている学生の内、今度の就職活動について「内定先に不満なので、継続する」と、「内定先に不満はないが、他の企業も見たいので続行する」のいずれかの回答をしている学生が約25%います。
つまり、内々定を受けていない学生と合わせて約62%の学生は、まだ就職活動を継続している可能性があります。

では、どのような方法で夏採用、秋採用の募集を行えば良いのでしょうか。 そのまま就職ナビ等で募集を続けることも可能ですが、学校の就職部やキャリアセンターを活用することも有効です。

就職活動継続中の学生に、「新しい応募先をどう探しますか」という質問をしたところ、「就職部・キャリアセンター」と答えた学生の割合は40%を越えていました。
学校側も、4年生の内定率の低さに頭を悩ませていることが多いため、新たに学内セミナーの開催を検討しているところも多くあります。
そこで、ターゲット校を絞り込み、一校一校丁寧に訪問することによって、学内セミナーへ参加させてもらったり、学生の紹介をしてもらったりできるような関係構築を行うことが重要です。 学校を訪問する際は、自社の魅力が伝わるようにしっかりと資料や話の準備をすること、そして、どのような学生を採用したいのか、具体的に伝えるようにしましょう。

学生側も学校側も「早く就職先を決め(させ)たい」と思っているこの時期に、是非学校訪問を強化してみて下さい。2013年度以降の採用活動にも役立ちます。

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※コラムは執筆者の個人的見解であり、人事戦略研究所の公式見解を示すものではありません。