目標管理 第13回 競争する

目標を達成するにあたっては、自らを律しながら決めたことをやる必要があります。しかし、そうはいってもやり続けること自体が難しかったり、どうしてもさぼりがちになったり、というときには、他人の力を借りる3つの方法を含む、以下の4つがありました。
①自ら踏み込む、②チェックを受ける、③ご褒美を用意する、④競争する、今回はこのうち、『 ④競争する 』について、見てみましょう。
 
この方法は「②チェックを受ける」のさらなる応用版として、単にチェックだけでなく、どれくらい継続して実行できているかを他人と競う方法です。負けず嫌いだけど飽きやすい人に有効です。
 
競うといっても最終目標を競うのではなく、目先の行動をどれくらいやっているかを競うのです。行動計画がしっかりと実践できているか、ということ自体を他人と競うのです。競争度合をゲーム感覚で実施することです。
 
ポイントは、社外の友人や自分の業績が関係ない部署の同僚などと競争することで、直接的なライバルや評価に関係する人を選ばないことです。
 
また、先にも書きましたが「継続度合」を競うことがポイントです。内容よりも、どれくらい継続してできているか、ということを取り上げる方がうまくいきます。
 
ここまで4つの方法を紹介しましたが、どれか一つ、ということではなく、組み合わせて実践する方がより効果的です。
 
参考書籍:やる気に左右されず結果を出す『あらゆる目標を達成するすごいシート』日本実業出版社 佐藤耕一著

執筆者

佐藤 耕一 
(人事戦略研究所 パートナーコンサルタント)

鉄道会社にて信号通信設備及びITシステムの設計業務を担当し、その後、教育事業会社で管理本部長として学習塾の運営と教育機関向け経営コンサルティング業務に携わる。前職では、電子部品メーカー系列のコンサルティングファームにて人事コンサルティング業務に携わるとともに、部長として同事業部門を率いる。国内外にて、中小企業から一部上場の大企業まで様々な規模を対象にし、あらゆる業種業態への人事諸制度の導入・運用実績がある。経営統合や分社化、経営破綻後人事、新設労働組合対応、海外法人、医療、介護、特殊法人など、豊富な事例と経験があり、特に運用に強みを持つ。

※コラムは執筆者の個人的見解であり、人事戦略研究所の公式見解を示すものではありません。

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