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コーチングを実践しよう② ~心から聴く~

2010年08月17日 カテゴリ:教育・能力開発

執筆者:川北 智奈美

人事戦略研究所 コンサルタント

飲食・ホテル業界での経験を活かし、現場のモチベーションをテーマにした組織開発を中心にコンサルティング活動を展開中。トップと現場の一体化を実現するためのビジョンマネジメント、現場のやる気を高める人事・賃金システム構築など、「現場の活性化」に主眼をおいた組織改革を行っている。特に「サービスは心から」をテーマに現場スタッフのサービスマインドを高める教育システム構築に力を入れている。 ICF(国際コーチ連盟)認定プロフェッショナルコーチ

さて、いよいよコーチングを始めます。
できれば、はじめはじっくり話しができるように、少し余裕をもった時間で始めてみるとよいでしょう。

部下へのコーチングは質問を投げかけて、相手に考えてもらうことが第一歩です。 長い間、指示・助言に慣れている上司の方々としては、ついつい話してしまうことが多くなりがちです。
そこで今日のレッスンは、「心から聴く」です。

部下が漠然と考えていることを、具体的にする質問を投げかけます。
  「今の自分の営業活動で、課題に感じているのはどんなところ?」
  「その課題を解決するためには、どうしたらいいと思う?」
と、こんな質問を投げかけると、部下は急には答えられず、黙り込んでしまうかも知れませんね。その間に、上司の頭の中には助言したいことがたくさん浮かんでくることでしょう。その頃、部下の頭の中は、「そんなことも考えていないの?」などと上司から指摘をされるかも知れない、どう答えたら無難だろう、などと本来考えるべきではないことを考えているかも知れません。

ここは、少し待ってみましょう。

その際、相手から発せられる言葉だけではなく、相手の雰囲気、状況、出しているオーラのようなものも含めて、よく観察して見てください。すると不思議と何かしら見えてきます。
もし部下が、上記のように上司の前で緊張している状態であれば、じっくり自分の考えを深めることはできません。そんなときは、
  「自分が思うところでいいから、話してみて」   「今、自分が感じていることでいいから」

などと言葉をかけ、相手がリラックスして考えられる状況をつくり出すことも重要です。
但し、この言葉を発する際も、自分の言葉遣い、言葉を発するトーン、雰囲気まで含め、「本当に興味をもって聴いてくれている」と、「相手(部下)」が感じることが大事ですので、お忘れなく。

 

そして自分の考えを一旦空っぽにした上で、「心から興味をもって」部下の話に耳を傾けてみましょう。受け売りですが、「聴く」とは「14の心と、耳」と書くから・・・・だそうです。

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※コラムは執筆者の個人的見解であり、人事戦略研究所の公式見解を示すものではありません。