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採用における面接官の役割2

2015年06月01日 カテゴリ:採用・配置

執筆者:南野 真彦

人事戦略研究所 コンサルタント

大学卒業後、人材サービス会社においてクライアントの採用支援に従事。その後、人事コンサルティング会社にて、中小・ベンチャー企業の組織活性化のための、人材採用や若手の教育、人事制度策定などに尽力。株式会社新経営サービス入社後は、人事評価・賃金制度の構築や運用だけでなく、組織・人事面における幅広い手法を用いた組織開発コンサルティングを行っている。複数の採用現場での経験を活かした、人材採用の企画やオペレーションの設計には定評がある。

6月に入り、2016年度採用も1つのピークを迎えています。経団連による倫理憲章では選考は8月からと記載されていますが、約70%の企業が6月までに内定出しを行う予定であるという調査結果もあります。

前回のブログでは、面接の場において、面接官と応募者が互いに必要な情報のやりとりを行い、「相互理解」を深めることが重要であるとお伝えしました。

多くの会社において、面接で適切な判断ができない理由の一つは、応募者を判断する材料、すなわち応募者の情報が不足しているということです。

応募者は面接において、自身のアピールしたい成果や結果、あるいは熱意等を話します。
しかし、それらは応募者の一面に過ぎず、判断材料としては不十分です。
そこで、必要な情報を引き出すために必要なのが「話しやすい態度」と「質問」です。

まず、「話しやすい態度」ですが、応募者とりわけ面接慣れしていない学生は緊張をしていいます。それに対して面接官の話し方が威圧的であったり、聴く態度が悪かったり、表情が硬かったりすると、応募者は委縮し、聞き出せる情報の量が少なくなってしまいます。

よって、圧迫面接等は最もするべきでなく、応募者が話しやすいように、
 ・まずは互いに自己紹介をする
 ・柔らかい表情で会話をする
 ・応募者の話にあいづちを打つ
 ・目を合わせる
等を意識すべきです。

昨今は面接官の態度が悪かったり、聞いてはいけないとされている内容について聞いたりすると、Twitterで企業名を拡散されたり、みんなの就職活動日記に書かれたりすることもあるため、従来以上に注意が必要です。

下記に、好感を持たれる面接官の態度、不快感を持たれる面接官の態度を記載していますので、参考にしてみて下さい。


【好感を持たれる面接官の態度】
 ・面接官も自己紹介をする
 ・応募者の話を最後まで聴く
 ・応募者の名字で話しかける
 ・最後に「面接を終了します。ありがとうございました。」とお礼を言う
 ・応募者の話を、目を見て聞く
 ・偉そうな態度を取らない
 ・応募者の話に興味を持っている態度を示す
 ・お茶を出す
 ・質問をするときに、目を見ながら話す
 ・時おり笑いがある(笑顔)

【不快感を持たれる面接官の態度】
 ・足を組む、腕を組む、ふんぞりかえる
 ・携帯で通話やメールチェックをする
 ・鉛筆を回す、机をコンコン叩く
 ・応募者の話を最後まで聴かずに、勝手に解釈する
 ・目を合わせない
 ・自社や他社の悪口を言う
 ・面接官同士でひそひそ話をする
 ・ノートPCを持ち込み、説明もなく使用する
 ・あくびをする、よそ見をする、たばこを吸う
 ・応募者にだけお茶が無い
 ・偉そうにしている
 ・笑顔がない

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※コラムは執筆者の個人的見解であり、人事戦略研究所の公式見解を示すものではありません。