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中小企業に最適な、人事制度「見える化」の”勘所”

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~どこまでを社員にオープンにし、あるいはしないべきか~
 
一般的に、「人事制度の内容は全て社員にオープンにするのが良い」と言われますが、果たしてそうでしょうか。
中小企業の現場では、人事制度を社員にオープンにして失敗した事例が多くあります。例えば、評価基準や昇進昇格基準、昇給・賞与の基準等を社員にオープンにしたが、実際は経営上の都合でその基準通りに運用されなかった、といったことです。このようなことが続くと社員の人事制度に対する不信感が高まりますし、経営者側も柔軟な運用ができず、却って基準がクローズになっていた時の方が良かった、ということになりかねません。一方で、人事制度をクローズにし過ぎると社員の理解が得られず、効果的な運用ができないため、企業ごとにオープン/クローズの最適なバランスを見極めることが非常に大切になります。
 
本セミナーでは、実際のコンサルティング事例を基にして、中小企業で人事制度をオープンにすることのメリット・デメリットについて、経営者サイド、社員サイド、それぞれの立場から見ていきます。その中で、「どの程度オープンにすべきか」「オープンにする場合の見せ方の工夫」「制度通りに運用ができない場合の調整方法、社員への説明の仕方」など、企業ごとの実態に沿った最適な「見える化」の進め方を解説します。
 
■定員30名 ご参加は1社2名様まで

内容

1.中小企業で「フルオープン」な人事制度が上手くいかない理由
 ・フルオープンな人事制度とはどういう状態か
 ・企業体質、企業風土による理由
 ・人事制度の成熟度、運用キャパによる理由
 ・成功企業の共通点に見る、初めて人事制度をつくる場合にオープンにすべきもの、
  クローズでも問題ないもの
 
2. 等級制度の最適な「見える化」と各種事例
 ・等級フレーム
 ・等級基準
 ・昇進昇格基準
 ・教育体系との関係性
 
3. 評価制度の最適な「見える化」と各種事例
 ・評価基準
 ・評価と昇進昇格、賃金(給与賞与、退職金の決定)との連動基準
 ・評価プロセス及び評価結果の見える化とフィードバックのルール
 
4. 賃金制度の最適な「見える化」と各種事例
 ・賃金体系
 ・基本給テーブルと昇給の基準
 ・残業代の計算基準
 ・諸手当の基準
 ・賞与の基準
 ・退職金の基準
 
5. 「見える化」に向けたその他ノウハウ
 ・周辺制度の最適な「見える化」
 ・社員用ハンドブック、社員説明会による見せ方の工夫
 ・ITの活用による人事評価の「見える化」
 ・「クローズな部分」のデメリットを制度の運用でカバーするための工夫
 
6. まとめ
 ・企業ごとの実態に沿った、人事制度「見える化」の“勘所”

開催概要

«対象»
経営者、経営幹部、人事部門責任者
 
«日程»
[愛知会場]2018年 9月 5日(水) 14:00~16:30(受付開始 13:30)
 
«会場»
イオンコンパス名古屋駅前会議室 (JR「名古屋駅」新幹線口(太閤通口)から徒歩3分 、地図
愛知県名古屋市中村区椿町18-22 ロータスビル5階
TEL:052-451-1800
 
«参加費用»
お1人様 3,000円(税込)

講師

森中 謙介 
(人事戦略研究所 マネージングコンサルタント)

人事制度構築・改善を中心にコンサルティングを行う。業種・業態ごとの実態に沿った制度設計はもちろんのこと、人材育成との効果的な連動、社員の高齢化への対応など、経営課題のトレンドに沿った最適な人事制度を日々提案し、実績を重ねている。

田中 宏明 
(人事戦略研究所 コンサルタント)

前職のシンクタンクでは社員モチベーションの調査研究に従事。数多くのクライアントと接するなかで、社員の意識改善、さらには経営課題の解決において人事制度が果たす役割の重要性を実感し、新経営サービスに入社。 個人が持てる力を最大限発揮できる組織づくりに繋がる人事制度の策定・改善を支援している。