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“仕事(職務・役割)”を軸にした人事制度改革
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~年功的な仕組みからの真の脱却に向けて~
~中堅・中小企業における「仕事主義人事制度」のあり方とは~
“仕事主義”の人事制度とは、社員が実際に担っている仕事(職務や役割)によって等級や賃金などを決定する仕組みです。欧米では当たり前のように導入されている考え方・仕組みですが、日本企業で導入が相次ぐようになったのは2000年代に入ってからです。ただ、これまでの所、日本企業における人事制度のデファクトスタンダードとなるまでには至っておらず、一部の大手企業や先進性を求める中堅・中小企業での導入に留まっているというのが現状です。これまで「人」を軸に処遇決定を行ってきた日本企業にとって、「仕事」を軸にした人事制度はその真逆に位置する仕組みであり、設計や導入・運用にあたって様々なハードルが存在することも事実です。
しかしながら、「同一労働同一賃金」や「労働生産性向上」といった昨今の人事課題を解決する上では、実際の職務や役割に基づき処遇を決定する仕組みは非常に相性が良いと言えます。また、人手不足が年々厳しさを増している状況下では、優れた若手人材を採用するための切り札にもなり得ます。
そこで本セミナーでは、今後の人事制度のトレンドになりうる「”仕事主義”の人事制度」について、具体的な設計方法や制度イメージをご紹介いたします。一般的に設計・導入が難しいと言われている中堅・中小企業での導入ポイントについても解説いたしますので、業種や規模を問わず、少しでもご関心のある企業様はぜひご参加ください。
■定員42名 ご参加は1社2名様まで
内容
【第1章】“仕事主義”の人事制度とは?
●“仕事主義”の人事制度の定義と特徴
●仕事主義を構成する2つの考え方 ~職務主義と役割主義~
●仕事主義の人事制度が求められる背景 ・・・など
【第2章】“仕事主義”人事制度の現況
●“仕事主義”人事制度の導入状況
●“仕事主義”の人事制度が浸透しづらい理由
●中堅・中小企業における“仕事主義”人事制度の可能性 ・・・など
【第3章】職務や役割を明確にする ~職務分析と職務評価~
●職務分析の実施方法&職務記述書の作成方法
●職務評価の種類と特徴
●中堅・中小企業における職務評価のあり方 ・・・など
【第4章】“仕事主義”人事制度の構築方法
●人事制度における“仕事主義”と“能力主義”の比較
●“仕事主義”の等級制度の設計ポイント
●“仕事主義”の賃金制度の設計ポイント ・・・など
【第5章】“仕事主義”人事制度の具体例
●“仕事主義”人事制度の具体例Ⅰ(等級・賃金・評価制度)
具体例Ⅱ(等級・賃金)
●“役割主義”人事制度の具体例Ⅰ(等級・賃金・評価制度)
具体例Ⅱ(等級・賃金)
【第6章】“仕事主義”人事制度に関するその他の検討事項
●“仕事主義”人事制度を導入・運用する際の留意点
●“仕事主義”人事制度の下での採用・配置・教育 ・・・など
開催概要
«対象»
経営者、経営幹部、人事部門責任者
«日程»
[東京会場]2018年 4月11日(水) 14:00~16:30(受付開始 13:30)
«会場»
[東京会場]
フクラシア八重洲 (JR「東京」駅八重洲地下街5番出口すぐ、地図)
東京都中央区八重洲2-4-1 ユニゾ八重洲ビル(常和八重洲ビル)3F
TEL:03-6430-9355
«参加費用»
お1人様 3,000円(税込)