令和6年就業形態の多様化に関する総合実態調査の概況(厚生労働省)
2025.10.20
外部情報
出所 | 厚生労働省 |
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概要 | 厚生労働省が、令和6年9月17日~10月18日に全国8,820事業所から、令和6年10月21日~11月30日に事業所で働いている14,076人から、有効回答を得られた就業形態の多様化に関する調査の結果(令和7年9月26日発表)は以下の通りである。 1. 3年前(令和3年)と比べて正社員以外の労働者比率が「上昇した」事業所は 15.7%(前回調査 16.2%)、「低下した」は 16.7%(同 14.6%) 2. 正社員以外の労働者を活用する理由(複数回答)をみると、「正社員を確保できないため」が 41.0%(前回 38.1%)と最も高い。次いで「即戦力・能力のある人材を確保するため」の 31.6%(同 30.9%)、「1日、週の中の仕事の繁閑に対応するため」の 29.1%(同 31.7%)、「高年齢者の再雇用対策のため」の 28.9%(同 29.0%)。 3. 正社員以外の労働者(出向社員を除く)について、現在の就業形態を選んだ理由(複数回答3つまで)をみると、「自分の都合のよい時間に働けるから」が 40.1%(前回 36.1%)と最も高い。 4. 仕事の内容・やりがいや賃金など 11 の項目と職業生活全体について、「満足」又は「やや満足」とする労働者割合から「不満」又は「やや不満」とする労働者割合を差し引いた満足度D.I.をみると、正社員においては「教育訓練・能力開発のあり方」が20.3%で最も低い。次いで「人事評価・処遇のあり方」が20.5%、「賃金」が20.8%となっている。 |
URL | https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/koyou/keitai/24/index.html |