2024年人事・労務に関するトップ・マネジメント調査結果(経団連)

出所 日本経済団体連合会
概要 経団連が、2024年に会員企業328社(製造業155社、非製造業173社)からの回答を集計した、人事・労務に関する調査結果は以下の通りである。

1.2024年の賃金改定における妥結額(昇給とベースアップの区別のある企業209社)の単純平均は、「昇給分」が7,130円(2.14%)、「ベースアップ分」が10,546円(3.17%)、「合計」が17,676円(5.31%)

2.2024年の賃金改定にあたり、特に考慮した要素(2つ)に対する回答は、「物価の動向」が1位で56.7%、「人材の確保・定着率の向上」が2位で50.8%、「世間相場(社会、業界、グループ関連企業等)」が3位で35.1%

3.ベースアップの具体的な配分方法(あてはまるものすべて)は、「一律定額配分」が1位で51.1%、「若年層(30歳程度まで)へ重点配分」が34.6%、「職務・資格別の配分」が3位で25.2%

4.大卒初任給の水準について、「20万円~25万円未満」が1位で48.9%、「25万円~30万円未満」が2位で43.0%、「30万円~35万円未満」が3位で7.2%
URL

https://www.keidanren.or.jp/policy/2025/007.pdf