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会議におけるコーチング活用②

2018年09月01日 カテゴリ:教育・能力開発

執筆者:川北 智奈美

人事戦略研究所 コンサルタント

飲食・ホテル業界での経験を活かし、現場のモチベーションをテーマにした組織開発を中心にコンサルティング活動を展開中。トップと現場の一体化を実現するためのビジョンマネジメント、現場のやる気を高める人事・賃金システム構築など、「現場の活性化」に主眼をおいた組織改革を行っている。特に「サービスは心から」をテーマに現場スタッフのサービスマインドを高める教育システム構築に力を入れている。 ICF(国際コーチ連盟)認定プロフェッショナルコーチ

前回は、会議の場を安全な場とするための方法についてご紹介しました。

参加者の発言をより活発にしていくための次のステップとして、今日は参加者のスタンスを明確にする、という点を述べたいと思います。

②参加スタンスの明確化

意見を出し合う必要のある会議の場合、まずは冒頭で、今日の会議の目的・ゴールを示した上で、「参加者にどのようにこの会議に臨んでほしいか」について伝える、という方法を試してみてください。

例えば、「今日は〇〇という以前から課題として挙がっている点について、改善策を考えたいと思っています。ついては、今日はできるだけたくさんのアイディアを出していただきたい。」「できれば全員で50個のアイディアを出したいと思います。5人ですので、一人10個くらい必要です。どんな小さな改善策でもよいので、ためらわずに発言してください。」

といった具合です。

ここでは

・アイディアを一人10個出すつもりで

・どんな小さなアイディアでもよいので、ためらわずに意見を言う

・ゴールは50個のアイディア

といった「参加してもらう上でのスタンス」を伝えています。

このように、全員の関わり方を緩やかに定義することで、会議内で自分がやるべきことが明確となります。また同時に考える範囲を特定することで、参加者の意識を本来考えるべきことに1点集中させることができます。

このような方法で、会議参加者の参画意識をより高めることで、有意義な会議の場となる場合もあります。

これ以外に参画意識を高める方法として、「どのような方法で意見を出し合うか、皆で話し合って決める」という形も有効です。この方法は本来の会議時間よりも、少し余分に時間はかかりますが、参加者の主体性、自発性を引き出すことができます。若い部下が多く会議での発言が少ない場合、人任せにしがちなチームの自発性を引き出したい場合などには効果があるのではないかと思います。

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※コラムは執筆者の個人的見解であり、人事戦略研究所の公式見解を示すものではありません。

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