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会議におけるコーチング活用① 安全な場

2018年05月21日 カテゴリ:教育・能力開発

執筆者:川北 智奈美

人事戦略研究所 シニアコンサルタント

飲食・ホテル業界での経験を活かし、現場のモチベーションをテーマにした組織開発を中心にコンサルティング活動を展開中。トップと現場の一体化を実現するためのビジョンマネジメント、現場のやる気を高める人事・賃金システム構築など、「現場の活性化」に主眼をおいた組織改革を行っている。特に「サービスは心から」をテーマに現場スタッフのサービスマインドを高める教育システム構築に力を入れている。 ICF(国際コーチ連盟)認定プロフェッショナルコーチ

会社の仕事の中で、意外に多くを占めているミーティングや会議の時間。

今日はこの時間を少しでも有意義に使うために、部下の成長を促す会議運営のコツを考えてみましょう。

【安全な場をつくる】

社内会議で起りやすい現象として、部下が何か発言すると、上司や先輩が「それは違う。」と否定してしまい、意見が言い辛い場となってしまうことがあります。

部下からすれば、自分なりに一生懸命考え、勇気をもって発言しています。それを頭ごなしに否定すれば、部下は次から発言することをためらう可能性が高くなります。またそれを見ていた他の部下も、「否定されたら嫌だから発言しないでおこう・・・」と思っているかもしれません。

会議の目的にもよりますが、企画会議や課題解決策の検討会議では参加者の知恵や情報を結集することが重要です。沢山の知恵や情報を出し合う有意義な場とするためには、まずは「何を発言しても否定されない」という安心感のある場を形成することです。

会議に参加している上位者ほど、発言者のどんな意見も否定せず、受け入れることです。「なるほど、そういう意見もあるね。」というスタンスを崩さないようにしましょう。

また安全な場をつくるためには、上司のスタンスだけでなく会議における目標の共有も効果的です。会議の冒頭に、参加者の間で「今日の会議において達成すべきことは何か?」について意見を述べ合い、目標を共有します。それをホワイトボードなどに記載し、目に見える形で掲示しておきます。そうすることで、参加者全員は同じゴールを意識できるようになり、意見の対立による議論の停滞が抑制できます。発言の際も、ゴールを意識しながら行いますので、話の脱線も少なくなります。冒頭3分を使って話し合うだけで、会議で話される内容が驚くほど改善したという例もあります。ぜひ一度実践してみてください。

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※コラムは執筆者の個人的見解であり、人事戦略研究所の公式見解を示すものではありません。

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