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商品開発職・技術職のポイント

商品開発職や技術職は、営業職のように個人業績が明確になる職種ではありません。しかし、長い目で見れば、誰が優秀な技術者で、誰が優秀でないか、といった能力判定はたいていの会社で可能です。また、管理職ではなく、専門職として活躍したいという希望をもった人材が多いのも特徴です。 そのため、中長期的な観点に立ち、各人の意向や適性に沿ったキャリアパスを描けるようにすることが重要でしょう。

一方、仕事の成果を評価する場合には、量だけでなく、質に関する評価を行なうことも重要です。下図は、計測機器メーカーにおける、商品開発職のテーマ評価基準例です。この会社では、各人の開発テーマごとに、(1)テーマ難易度、(2)納期計画達成、(3)再設計・ミス、(4)品質、(5)コスト判定という5つの観点で評価しています。

計画の達成度を評価するだけでは、高い目標を立てた人、難易度の高いテーマにチャレンジした人が不利になる懸念があります。そこで、このような複数の観点を設定することで、成果をバランスよく評価する必要があるのです。

商品開発職のテーマ評価基準例

テーマ 目標達成水準 評価基準
小型計量器の改良 ・50g軽量化、500円コストダウンを実現する
・6月中に試作品完成、10月より販売開始
(1)テーマ難易度
(2)納期計画達成
(3)再設計・ミス
(4)品質(要求水準)
(5)コスト判定
20-15-10-5-0
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給与・賞与については、安定的な制度が適していると考えます。むしろ、柔軟な勤務時間や業務選択、職場環境の改善など、非金銭的な報酬に重点を置いた方が、モチベーションを高めやすい職種といえるでしょう。

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