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確定給付企業年金について

確定給付企業年金について
いくつかの移行先候補をもう少し理解したいと思います。まず確定給付企業年金について教えてください。確定給付企業年金は現在の適格年金によく似た制度だと聞いています。移行先としては一番スムーズなような気がするのですが...。

ご指摘のように、企業年金の再編の中で確定給付企業年金は、適格年金移行の受け皿制度の本命として制定されたのは間違いないと思います。そもそも適格年金自体が確定給付型なのですから、その考え方をそのまま引き継ぐことのできる確定給付企業年金への移行は最もスムーズともいえます。

しかし一方ではこれまでの適格年金にない考え方や仕組みも盛り込まれているので、正しい理解が必要です。では、確定給付企業年金のアウトラインを適格年金との比較をしながら理解してまいりましょう。まず、ここでは中堅・中小企業にとって現実的な「規約型」を中心に解説します。

図表4のように、規約型年金は適格年金と同様、生命保険会社や信託銀行と年金契約を結び、従業員との間では年金規約を締結するというのが、設立の基本的な枠組みです。これまでの適格年金とそう違いはないと思います。なお、もう一つの基金型の場合は設立方法が違ってきますので注意が必要です。