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評価点の調整・決定の方法を見直す

いくら考課者(評価者)訓練を実施したとしても、評価点の部門間バランス是正などの調整機能は必要となります。通常、第1次評価者、第2次評価者というように、複数の評価者によって評価する場合がほとんどです。また各部門ではその部門の管理者が評価をしますので、社内における部門間の調整も必要になってきます。

評価点を調整するには以下のような方法があります。

(1) 上司の上司または役員が調整する
直属上司等が評価した結果をもとに、より上位の上司か役員が調整し決定する方法です。主に評価者の甘い辛いを調整します。調整者が客観性を保てる場合には有効な手段といえます。一方、調整者自身が被評価者の状態を把握していない場合は、調整するための判断基準が難しくなります。

(2) 評価者間の話し合いで決定する
第1次評価者と第2次評価者、第3次評価者との間で、話し合いにより決定する方法です。民主的ですが時間がかかるのと、上位の者の意見が通りやすくなります。

(3) 平均点を出す
複数の評価者の点数を単純または加重をつけて平均する方法です。器械体操やスキーのジャンプ競技のように、最高点と最低点を除いて平均するなどの方法もあります。事務的に速く処理できることが特徴です。ただし内容についての検証がなされないため、偏った評価の平均をとることになる可能性もあります。

(4) 係数を掛ける
評価者ごとの平均点をもとに係数化し調整する方法です。点数の甘い評価者と辛い評価者との間を調整します。全体の平均点とある評価者の平均点との差を調整します。単純に差をプラスマイナスする方法と係数を掛け合わせる方法とがあります。

(5) 評価調整会議を開催する
評価対象者が30名から50名までであれば、評価調整会議などの機関を設置する方法が有効です。複数の評価者が集まり、同一職種ごとに評価結果を発表し、検討しながら調整していきます。ただし、評価者が自分の担当部下以外の状況がほとんど分からない場合は、議論が進みにくくなります。

どの方法が優れているということは言い切れませんので、自社に合った方法を選択してください。特定の上司の好き嫌いで評価されているというのではなく、会社として社員の評価をする以上、決定プロセスについての透明性も重要な要素となります。

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