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チェックを受ける

2017年03月20日 カテゴリ:目標管理

執筆者:佐藤 耕一

人事戦略研究所 マネージャー

国内外にて、十数名の中小企業から一万人を超える大企業まで様々な規模かつ、あらゆる業種業態への組織・人事・教育に関する支援実績がある。 理念に基づいた経営と人事の融合をメインテーマとし、経営統合や分社化、労働組合対応、役員報酬、非正規向け制度、海外法人、医療法人、特殊法人など、豊富な事例経験があり、特に内部に入り込む実践的運用に強みを持つ。

目標を達成するにあたっては、自らを律しながら決めたことをやる必要があります。しかし、そうはいってもやり続けること自体が難しかったり、どうしてもさぼりがちになったり、というときには、他人の力を借りる3つの方法を含む、以下の4つがありました。
①自ら踏み込む、②チェックを受ける、③ご褒美を用意する、④競争する、今回はこのうち、『 ②チェックを受ける 』について、見てみましょう。

この方法は、タイトルそのままですが、他人に行動や記録のチェックをしてもらうということです。つまり、外部からの「多少の強制」を働かせることです。チェックを受ける項目は、目標を遂行するための具体的な行動をしたかどうかなので、前回の「①自ら踏み込む」で見てきた記録の仕組みをそのまま使っても構いません。

他人にお願いするといっても、その関係性には非常に注意しなければなりません。上司と部下のような関係でのチェックとなると、どうしても上下関係があり自然ときつくなったり部下側からの遠慮が出てしまいます。行動やその記録についてのチェックは上司以外の方の方がうまくいくケースが大半です。また、家族にチェックしてもらう場合も要注意です。あまりにも近い関係ですと、行動できなかったときのやり取りでケンカになりやすいということが多々あります。もちろん、上司だろうと家族だろうと上手くいくケースもあります。ですから記録を誰にお願いするのかは、慎重に判断しなければなりません。

チェックの方法ですが、記録は自分でしておき、それを確認してもらうということと記録そのものをしてもらうという2つのパターンがあります。基本的には記録を自分でしておき、毎日あるいは週単位などでまとめて確認してもらうことが通常です。記録自体をしてもらう場合は、他人に負担をかけることにもなりますし、目の前にいる状態でなければなりませんから、限られたケースでしょうが、他律という意味ではより効きます。しかし、強制力を働かせることは、自発的な行動から離れていくこともにもつながる可能性があるので、やはり注意が必要です。原則としては、自分で記録をして記録したものをチェックしてもらうということが望ましいです。

次回は、『 ③ご褒美を用意する 』について見てきます。


参考書籍:やる気に左右されず結果を出す『あらゆる目標を達成するすごいシート』日本実業出版社 佐藤耕一著

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※コラムは執筆者の個人的見解であり、人事戦略研究所の公式見解を示すものではありません。