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「現状分析・診断」のイロハ⑩

2017年02月20日 カテゴリ:分析・診断

執筆者:岸本 耕平

人事戦略研究所 コンサルタント

大学卒業後、大手パッケージソフトウェア会社に就職。企業が持つ人材価値の最大化の実現を目指し、人事管理ソフトの企画・開発に取り組んだ。新経営サービス入社後は、「理想をカタチにするコンサルティング」をモットーに、中小企業の人事評価・賃金制度構築に従事している。特に、中小企業ではなじみのない人事データの定量分析手法を用いての多角的な分析を軸にしたコンサルティングを得意としている。

前回は、「人員構成分析の進め方」についてお話ししました。今回からは、人員構成分析の具体的な手法について、解説していきます。まず、第一弾は、年齢別の人員構成の分析手法です。

◇年齢構成に「歪み」を抱える企業は多い
これまで定量的な観点から中小企業の組織・人事の現状を分析・診断してきましたが、年齢構成に何らかの「歪み」を抱えている企業がほとんどです。年齢構成の歪みは、人件費の予期せぬ増加や、人員配置に支障を来す恐れもあります。また、こういった歪みを解消するには、かなりの時間を要します。よって、このような問題意識を放置せず、年齢別人員構成表を作成し、まずは自社の年齢構成を「見える化」することを推奨します。

◇自社の年齢構成の「タイプ」を見極める
年齢構成表を作成すると、自社の社員の年齢構成がよく分かるはずです。ただ、前回もお伝えしましたが、漠然と眺めるだけでは、どのような課題やリスクを抱えているのかが掴めません。人員がどの年代に偏っているかに着目してみましょう。その際、自社の社員の年齢構成が、下記のどのタイプに近いかを見極めてみます。

 ①中太り型 ・・・・ 30代後半~40代前半が多い
 ②中抜け型 ・・・・ 30代後半~40代前半が少ない
 ③逆ピラミッド型 ・・・・ 40代後半~50代が多い

上記3つのタイプごとに、抱えている課題・リスクやそれに対する打ち手も異なってきます。まずは自社がどのタイプにあたるかを見極めると、解決策が見出しやすくなります。ぜひご参考にしてください。
次回は、上記3つのタイプごとに、それぞれが抱えている課題・リスクや解決施策についてお話ししていきます。

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※コラムは執筆者の個人的見解であり、人事戦略研究所の公式見解を示すものではありません。