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データでみる人事評価制度 ②

2016年04月01日 カテゴリ:人事考課(人事評価)

執筆者:森谷 克也

人事戦略研究所 統括マネージャー

事業会社で営業職や販売管理職を経験した後、前職ではマーケティング・営業強化のコンサルティングに従事。現在は、5~10年先の内部環境・外部環境を想定し、企業の成長を下支えする「組織・人事戦略」の策定・運用が図れるよう、≪経営計画 - 人事システム - 人材育成 ≫を一体的にデザインする組織開発コンサルタントとして実績を積んでいる。また、カタチや理論に囚われない、中小企業の実態に即したコンサルティングを身上とし、現場重視で培った独自のソリューションも多く開発している。

評価結果のフィードバックを部下に行っていますか?

評価結果をフィードバックしている企業は、87.4%です。また、フィードバックは、

  ・個別の面談において       (91.0%)
  ・記入済みの評価表を使用して (56.3%)
  ・全社員に行っている       (89.6%)

という結果がでています。

では、その面談時間は、どの程度でしょうか?

  ・15分未満            : 8.4%
  ・15分以上 30分未満     :37.1%
  ・30分以上 1時間未満    :23.3%
  ・1時間以上            : 0.5%
 (・目安時間は決めていない   :30.2%)
 ※ 以上、全て労政時報2014年調べ


多くの企業では、面談時間を1時間もとっていません。仮に30分の面談時間を想定すると、評価者の半年の労働時間
(約1,043時間)においては、わずか0.05%です。

「人事評価は人材育成の為に」ということをよく耳にします。
人事評価において「出来ていること」「出来ていないこと」を明確にし、フィードバック面談の場を通じて被評価者にこれを
伝え、成長・改善を促します。

ただし、評価者の労働時間のわずか0.05%の時間を割くだけで、部下が成長するはずもありません。あくまで、半年間
のOJTの総まとめが精々です。
逆に言うと、いかに日常業務でのOJTが必要か、ということが分かる数字です。

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※コラムは執筆者の個人的見解であり、人事戦略研究所の公式見解を示すものではありません。