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上司の習慣

2015年05月20日 カテゴリ:教育・能力開発

執筆者:川北 智奈美

人事戦略研究所 コンサルタント

飲食・ホテル業界での経験を活かし、現場のモチベーションをテーマにした組織開発を中心にコンサルティング活動を展開中。トップと現場の一体化を実現するためのビジョンマネジメント、現場のやる気を高める人事・賃金システム構築など、「現場の活性化」に主眼をおいた組織改革を行っている。特に「サービスは心から」をテーマに現場スタッフのサービスマインドを高める教育システム構築に力を入れている。 ICF(国際コーチ連盟)認定プロフェッショナルコーチ

新年度を迎えて2か月が経とうとしています。
さて、本年度に立てられた目標の進捗はいかがでしょうか?特に目標管理をされている場合については、最初の1か月の行動で年間の成果が決まってくるとも言われます。この5月までに何も行動ができていないと今年もまぁまぁの結果しか出ない、なんてことになり兼ねません。年度初めから、目標に対する具体的行動をしっかり前に進めていくことが重要です。

そこで質問ですが、上司の方は、部下の今年の目標を覚えていらっしゃいますか?「当たり前です」と言われそうですが、実は先日お手伝いしている会社で同じ質問をしたところ、部下の目標をきちんと答えられた方は一人もいらっしゃいませんでした。
攻めているわけではありません。管理者の方はやることもたくさんありますし、日々考えることも人一倍多いですから、そんなことを正確に覚えるなど、まずできないと思われます。
そこで今日、お勧めしたいのが「書く習慣」です。自身の手帳のわかりやすいページに、部下の今年の目標やクリアさせたいことを書いておくことがポイントです。そして「毎日必ず1回は見る習慣」をつけることで、1日1回は部下について考える時間をもつことができます。最近ならスマホにデイリーチェック項目として入力しておく、という方法もありますね。

管理者は、前述のようにやるべきことがたくさんあります。また次から次へと問題が発生し、奔走される毎日ではないでしょうか?そんなこんなで、緊急度の高い仕事に没頭してしまい、部下の指導は後回し、ということになり兼ねません。また、部下を指導していても、つい目の前の問題指摘に始終してしまい、緊急度が低い目標に対する意識ができなくなります。それに部門が大きければ大きいほど指導する部下の数も多くなり、全員に気を配っていられません。これらを解消するために、「書いて」「見る」習慣をつけることが重要なのです。
そして電車の中やランチタイムにでも少し目をやる、始業時間前のコーヒータイムにでも眺める、など自分なりのやり方を見つけてもらえればよいかと思います。

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※コラムは執筆者の個人的見解であり、人事戦略研究所の公式見解を示すものではありません。