ホーム > ブログ > 人事ブログ > コーチングの基本スキル  ~傾聴~

関連ブログ
新着記事
カテゴリ
月別アーカイブ

コーチングの基本スキル  ~傾聴~

2009年03月27日 カテゴリ:教育・能力開発

執筆者:川北 智奈美

人事戦略研究所 コンサルタント

飲食・ホテル業界での経験を活かし、現場のモチベーションをテーマにした組織開発を中心にコンサルティング活動を展開中。トップと現場の一体化を実現するためのビジョンマネジメント、現場のやる気を高める人事・賃金システム構築など、「現場の活性化」に主眼をおいた組織改革を行っている。特に「サービスは心から」をテーマに現場スタッフのサービスマインドを高める教育システム構築に力を入れている。 ICF(国際コーチ連盟)認定プロフェッショナルコーチ

前回はコーチングを始める前の、前提となる基本姿勢についてお話しました。

今回からは、実際にスキルをご紹介していこうと思います。

第1回目は、コーチングをする際に、まず入り口として大事な傾聴のスキルです。

傾聴のスキルとは、つまり「相手が話しやすい雰囲気をつくること」、「相手が考えることに集中できる安心できるスペース、空間をつくること」です。

目に見える具体的な方法でいうと、

①うなづく、あいづちをうつ

②相手の話すペースに合わせて、じっくり聴く

③わからなかったり、不明瞭な部分は質問をするなどして、きちんと理解する

④対面して座らない(テーブルの角などを使って座る)

これだけです。実に簡単なものですよね。

きっと普段から皆さんがやっていらっしゃることだと思います。

ところが、簡単なことのように思うのですが、案外奥が深いもの。傾聴しているかどうかは、見た目でいくら上記のようにしていても、肝心の「心で聴く」ことができていないと、相手にそれが伝わります。安心して話せるスペースにはなりません。

つまり、「相手がどう受け取っているのか?」が大切で、「自分は傾聴しているつもり」だけではコーチングでいう傾聴とは言えません。じゃあどうすればよいのでしょうか。

ここで大切なことは、相手がどんな事を話してくれるんだろう?と純粋に興味をもつことです。自分の主観や既成概念は一切捨てて、すべてを想定しないことが重要なのです。相手の口から何が飛びだすのか、どんな可能性を秘めているのか?を心から楽しみながら聴くことです。そして出てきた答えや考えを自分の主観で評価、ジャッジしないことです。これができれば、既にコーチングが半分できているようなものです。

⑤心で聴く

まずは頭、心を空っぽにして、まずは純粋に興味をもって聴く、これが本質的な傾聴のスキルなのだと思います。

バックナンバー

※コラムは執筆者の個人的見解であり、人事戦略研究所の公式見解を示すものではありません。